- 桜夜
OPのつもりで作った曲。シーンは1話の一番最初、タイトルが出てくるまでのあたりです。
雪とか桜とかが、ちらちらと降って舞って……、といった感じが出したかった曲です。
悲しみを帯びた空を表現できてたらいいなぁ、と思ってます。
最後のギターソロは、下から桜と雪の舞う空を見上げていくイメージで作りました。
- 一時の団欒
主に物語り前半で書かれている、
長峰姉妹や詠との明るいやり取りをイメージして作りました。
こういう雰囲気のシーンもまた、桜夜の1つの魅力だと思います。
後半まで読み進めて行くと、明るさの裏にある様々な悲しみを知ることになりますが、
敢えて前半の明るい部分だけを表現してみました。
今回は全体的に暗めの曲が多いですし、
1曲くらいこんな曲があっても良いですよね(^^;
- カクリノムラ
シーンは5話始めの散歩をするあたりとか。村の素朴さを出したかった曲。
隔離された村で、「見て欲しかったもの」はいったい何だったのだろう。
いつしか滅びる運命にあっても、そこにも普通の人の生活があって、
村は日々を繰り返す。
そんな普通じゃないけど、普通な情景。
- 桜木の下で
16話、御神木の下での場面。
物語では下から御神木を見上げていますが、
この曲は、逆に御神木が上から2人を見守っているイメージで作ってみました。
閉鎖された悲しい雰囲気な村の中で、
きっとこの御神木だけは雄大さや暖かさを感じることが出来るのでしょうね。
そんな雰囲気を少しでも感じて頂けたら嬉しいです。
- 彼女の、嘘
このCDを考え初めてから、一番最初に作った曲。
17話全体の、主人公が知らなかった真実を知ってしまう場面のイメージです。
このあたりのシーンが、一番衝撃的で印象に残りました。
実は、とある知り合いがつい去年、「桜夜」の話に似た体験をしていて、
その話を聞かせてもらったのですが、やはりかなり辛いものがありました……
「桜夜」本編を読んでいて、その人の話が桜夜の話に重なって、
当事者では無いはずの自分まで、心が凍りつく感じでした。
当事者の知り合いは、本当に無念そうでしたね……
そんな話もあって、結構思い入れが深い曲です。
唐突におそってくる受け入れがたい事実。
と、その後に虚無感が満たしていく感じです。
- 2つの飴玉
アイツとの出会った頃が書かれた20話。
まず表現したかったのは「懐かしさ」です。
ただ、主人公の心情を考えると、
懐かしいというよりは、むしろ悲しい思い出なんですよね……
その切なさも曲に入れてみたつもりですが、
どちらかというと懐かしさの方が全面に出てしまったような気がします。
曲としては、展開や構成をシンプルにすることを心掛けました。
淡々と刻むリズムが懐かしさを感じさせる…と思うのですが、如何でしょう?
- 死の託宣
21話、神事。
包帯のような物を巻いた村人たち、告げられる誰かの死、そして喚声。
そんな恐怖さえ感じてしまうほどの異様な光景…
と同時に神秘さや美しさも感じることの出来るシーンだと思います。
なかなか表現するのが難しい場面でしたが、出来る限りやってみました(^^;
途中から3拍子にしてみたり、和を感じる音使いをしてみたり、
曲の展開を神事の進行に合わせてみたり……
自分なりに色々と挑戦してみたつもりです。
- 語られる真実
同じく21話、神事の途中で沙夜が胸の内を語るシーン。
静かに真実の告白が始まり、徐々に感情が表に出てくる様子を表現してみました。
エレピやパッドのパンを振って、揺れる心情を表そうと思ったのですが、
これはやや安直な考えだったかもしれませんね(^^;
もし聞き辛かったらごめんなさい……
- 夜の帳に、今は祈る
22話後半、神事後の帰宅シーン。
夜の小径を3人でゆっくりと歩いていく。
ひとときの優しい夜を……とか、そんな感じです。
コードとか構成とか短さとか、どれをとってもかなり淡泊だと思いますが、
シンプルな曲でどこまで良い雰囲気を出せるか、と考えてみました。
何をもって良い曲とするかは人それぞれですが……(汗
短くても良い曲ってありますし、長くても良い曲もありますし。
ちょっとでも「雰囲気いいなぁー」とか思っていただけたら幸いです。
- いつか夢見た……
この曲には当てはまるシーンはありません。
「桜夜」はまだ完結してないお話ですけど、
もし仮にEDがあるなら、きっとこんな感じだろう、と思って作りました。
聴いてわかるとおり、ハッピーエンドっぽいですね。
これだけ苦労している二人の姉妹には、最後は是非幸せになって欲しい、
という思いを込めてこんな曲にしました。
最初、歌モノっぽい曲になったので歌を入れようかとも考えたのですが……
いろいろとあってやっぱり出来ませんでした(。。;
歌詞とかも結構考えてあったんですけどねー。